リモート皿競り

投稿日:2020.12.12

その日は母の誕生日。
運悪く帰省できなかった扉は、実家とのリモート飲み会をしていました。
おつまみはからし菜とアボカドの浅漬け、厚揚げのジンジャーステーキ、明太子の肉巻きカツ。
焼酎をお手製ジンジャーエールで割りながら各々の近況やらを話していた時の事でした。

母「あんたたちが家出ていって生活がこじんまりしてきたから、家の中断捨離してるのよ」
妹「結構要らない物多くってさ。ゴミ袋いくつあっても足りない」
扉「あぁー良いね」
母「食器とかも思い切って捨てようかと思って」
扉「えっ…マジで?」
母「ん?」
扉「母さんや、ノバックスのご飯ブログを思い出してくれんか…?わし、皿が足りなくて困っとるんじゃ。ブログ映えするお皿が欲しいんじゃ…」(注:この時扉は酔ってます)
母「じゃあ、いくつかあげようか?」
扉「くだしゃい!(平身低頭)」

そんな訳で実家から皿をいくつか貰う事になり、
急遽リモート飲み会から、リモート皿競りが始まったのでした…。

 

母「どういうのが欲しい?サラダ用のボウルとか?」
扉「いや、それ家で一番でっかい皿じゃん。一人暮らしで大皿とか持て余すし、なんならパスタ用とかでもう持ってる。取り皿サイズの奴をいくつか欲しいかな」
母「こういうのとか?」

扉「そうそう、そういうの」
母「ガラスのとかも要る?」

扉「あぁ、ガラス系の食器持ってなかったわ。欲しい」
母「さしちょこもあるけど使う?」

扉「さしちょこも欲しい。そういうちっちゃい皿集めるの好き」
妹「四角い皿とかもあった方が良くね?魚とか乗っける奴」

扉「いや、二つも要らんて、」
妹「おでん用の皿もあげようぜ」
弟「トビの大好物の牛蒡と白滝の卵とじ食べる時の皿もあげようぜ」
扉「聞けや!」
 

扉「何でお前らも提案側に回ってんだよ…」
母「お椀は?」
扉「あるからいい」
弟「トビ、トビ!これ!これ使おうぜ!」

扉「持て余すって言ってんだろうが!!!それ家で二番目くらいにでかい皿だろ!」
弟「いや、よく考えろって。こういう適度に深さのある大皿はないだろ?持ってた方が良いって」
母「じゃあ、冬服と一緒に送るねー」
妹「あー、そこそこ食器棚片付いたかも」
扉「わしゃ廃品回収業者か!!」

 

そんな訳で数日後。

なんやかんやで、我が家に冬服に包まれた皿がででんとやってきたのでした。
しかし、手に入れたは良いものの、やはりこの一番デカい皿の使い道が分からない…。
本当、デカい皿って一人暮らしだと持て余すんですよね…。

試しに、炒飯でも盛り付けてみましょうか。

 

あっ…これ、なんか見た事ある…
居酒屋とかで出される複数人で取り分けるタイプの炒飯だ…
一人で全部食べると背徳感えぐい奴だ…。

試しに定食っぽい感じのご飯も作ってみましょうか。

ガラスの皿にはかぼちゃサラダ。
丸皿にはパクチーハンバーグと白菜とみょうがの浅漬け。
いつも持ってるお茶碗に玄米。

 

…普通に実家のご飯じゃん。

COMING SOON